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ナマステインディア2015

 

 

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ナマステ・インディア2013  

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2012ナマステ・インディア/イベント 
日時/9月22日・23日10時〜20時
会場/ 出帆新社ブースNO.V-9/10


◎ホーリーバジル一鉢運動
体内外の被爆を防ぐホーリーバジルを全国に植えよう。
燃料棒大飯原発再稼働、フクイチ4号機の崩壊の危険など日本民族の存亡の危機が----。
◎クリスタルボウル&ワンネスディクシャ
アウエイクして2012年を乗り切ろう。

 





◎第34回日本アーユルヴェーダ学会 東京研究総会

 アーユルヴェーダの原点回帰 〜疾病予防と健康増進

 

 日時 平成24年9月15日(土)ワンデイセミナー
平成24年9月16日(
)〜17日(月・)研究総会 

 

大会会長   吉次 通泰

会場  國學院大學キャンパス

 


詳しくはこちらのPDFをご覧ください。→

 

◎八海山尊神社大火渡祭/毎年1020
享和年間の頃、泰賢行者によって始められたという大火渡祭は十月二十日に厳修される。斎場、霊風園を埋める万余の信者が斉唱する「般若心経」は山々にこだまする。
点火された火はやがて天空に火柱を上げて燃え盛る。
火を渡る信者にとって、それは一切の不浄の滅却であると同時に、神と人とが一体になる最大の法説である。
http://www.niigata-uonuma.net/hakkaisansonjinja/

◎寒修行
毎年大寒より満願の節分までの七日間。
五穀絶ちをして、里宮不動滝で水行。
深夜12時の水行が快適。

◎八海山尊神社百合ヶ丘講

お護摩/毎月25日・26日


動体療法定期セミナー

◆初級・中級
開催日/毎月第1・第3日曜日10時〜16時
会場/はなまる整骨院2F 小田急線経堂駅南口5分

◆上級
開催日/毎月第2日曜日10時〜16時
会場/はなまる整骨院2F 小田急線経堂駅南口5分
申込先/東京事務局 03-5
http://www.doutai.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎元在ムンバイ総領事武藤友治氏による講演会のお知らせ
 
演題:巨像インドの憂鬱
ブリックスの旗手インドは何処へいこうとしているのか。
拡大する毛派「赤の回廊」・頻発する宗教テロル------。
インド政府の治安機関によれば、ナクサライトの勢力範囲はインド全体の40パーセント、92000平方キロにも及ぶ地域に拡大しており、その勢力は二万人に及ぶとされている。
「近年インドでは、社会的に地位の高いイスラム教徒までが、過激派勢力を支援する傾向が強まっており、イスラム・テロ組織を名乗る100を超すグループが、インド国内に雨後の筍のように急増している」と報じている(インドの代表的週刊誌"OUTLOOK")。

東京アーユルヴェーダ研究 特別例会と懇親会のお誘い
講師:元ムンバイ日本総領事、現代インド研究家、現神奈川大学公開講座講師 武藤友治氏
演題:巨像インドの憂鬱
インドとパキスタン・独立後のインドを支えた三つの柱・過去半世紀に見るインド政治の変質・変質を迫られるヒンドゥー社会・無視できないイスラム勢力の存在・強まる極左武力集団・ナクサライ・結論 等 多様性と世俗に絡んだ内容を、ガンジー翁の説話を入れながらの講演。
日時:12月11日(第2土曜日)午後3時〜5時
会費:日本アーユルヴェーダ学会会員 1000円  会員外 2000円
会場:自由学園名日館 地図はこちらをクリック→

    〒171-0021 東京都豊島区池袋2丁目31-3 03-3971-7535

◎懇親会のお誘い
********************************************************
当日、例会終了後、忘年会を兼ねて、講師を囲み、懇親会を開催いたします。例会同様、皆様のご参加をお待ちいたします。

会場 池袋「トラットリア ボラチタ」 03-3987-4533 時間 午後5:30〜 
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-39-15 シャトレー東池袋202 地図はこちらへ→
会費:5000円 申込締切 12月4日 (会費は当日会場でいただきます。お申し込み後連絡なくキャンセルの場合は会費を頂戴いたします。)
申込み先 鈴木八重子 FAX 03-3743-3983 メールアドレス ysuzuki0127@polka.ocn.ne.jp
当日連絡先 加部純子 携帯090-6032-7861  


●詳しくはこちらをクリック→講演会紹介チラシ

 

[わらえる仏教18話出版記念パーテー]
著者(演者) 中村行明(ニューデリー世界仏教徒センター建立,在インド)/ミニー吉野(画家)
協賛 湯川れい子(音楽評論家)/ミッキー吉野(ゴダイゴ)
日時 4月20日(月)PM7時〜9時
場所 エイトスター四ツ谷駅(0.14km)
〒160-0004東京都新宿区四谷1丁目11-11  03-3359-0303
会費 3500円
ライブ(フードドリンク付き)
申込み 出帆新社
〒156-0053東京都世田谷区桜2丁目18-13 03-3439-0705, 03-3426-7475
*電話で予約をお受けします。当日払い*

参考文献 「わらえる仏教18話」(出帆新社刊、1400円+税)
(前略)「街のみんなはテンジンのことを大好きです。インドの言葉で声をかけるとキョトンとします。チベット語で話しかけると、満月のような顔でほほ笑んで、「やきそばいっちょう」「うどんいっちょう」「ぎょうざいっちょう」と、おかあさんに叫びます。
おかあさんも「ハイヨー」といってテンジンに返事します。
当たり前の仕事なのですが、みんな、なにかしら心にキズを持っていますので、テンジンの境遇とくったくのない笑顔と、おかあさんとテンジンの愛情の掛け橋に心なぐさめられながらうどんをすすり、やきそばを食べるのでした。
ここヒマラヤの小さな街には、山奥の田舎からたくさんの村人たちが買い出しにきます。みんなヒマラヤのインド人ですので、ふだん自分たちが料理できないチベット料理がごちそうでした。だから買い出しの最後に、テンジンのお店でやきそばとぎょうざを食べるのが、ささやかな村人のたのしみでした。
そして、そこでテンジンに会うのでした。
それが、ここヒマラヤの小さな街の風景でした。色々な民族が集まり、色々な宗教、言語、習慣がタペストリーのように織りなされて、魔法のジュウタンのように人々の心の中を飛んでいます。
テンジンはこの小さな街できっとほとけ様のみちびきで、人々の心をいやしていくことでしょう。
ヒマラヤの小さい街にはそんな少年がたくさんいます。きみたちもきっと会えると思います『テンジン』より」

 

 

国際的な霊的教師のゼヴ・ベン・シモン・ハレヴィ師と巡る 
<カバラと神道9日間の旅>
 [トレド伝統のカバラにふれる4日間と秘教的日本神道の関連所をめぐる旅]

主催:フィリング 〒359-1145 所沢市山口2050-20
日程:5月29日(金)〜6月7日(日)
講師:ゼヴ・ベン・シモン・ハレヴィ、山蔭基央、ハロルド アクロンゴールド、イサク・ベンジャミン、菅沢照真、みねこギャレスビー、松本ひろみ他
費用:¥330、000-
詳細、問い合わせ先
フィリング事務局 〒359-1145 所沢市山口2050-20 tel 04-2924-2500  fax 04-2924-2510
eメール filing@w9.dion.ne.jp
http://www.k5.dion.ne.jp/~filing/index.htm
*参考書籍
『神道の神秘』(山蔭基央)
『諏訪の古代史』(清川理一郎 彩流社)
『カバラ入門-生命の木-』、『カバラの道-生命の木-』、『魂の学校-生命の木-』(シモン・ハレビ著・松本ひろみ訳 出帆新社)
『日本ユダヤ封印の古代史』(ラビ・トケーヤ 徳間書店)
『日本書紀と日本語のユダヤ起源』(ヨセフ・アイデルバーグ 徳間書店)
『復元日本古代国家』(澤田洋太郎)

 

カンガー(ガンジス河)の智慧が今、自由が丘に燈る
  昨年2008年に、本講演会の講師である信子ナルマダー(木村信子氏)の長年の願いであった、インドが誇る偉大な聖者の一人スワーミーシヴァーナンダの説話集(『閃きの物語』)の日本語訳本が、日印文化交流年記念企画として出帆新社から出版されました。
氏は長年インドの北リシケーシのシヴァーナンダアシュラムの側近くに住み、日本からのヨーガ信奉者の世話をされながら、ご自身の修行を何より大切にはげまれています。
シヴァーナンダアシュラムには、人間が良く生きるための知恵がシヴァーナンダジーからチダナンダジー、そしてクリシュナナンダジーへと脈々と受け継がれてきました。
そこには溢れるほどの知恵の泉がありますが、私たち日本人がそれを飲むには、まず距離と言葉の障害を克服せねばなりません。
そこで、その両方をクリアするために、ナルマダーに講演会をお願い致しました。私たちが日常生活をおくる上で必要な知恵を得、そして閃きを感じて快適に過ごすためのお話が伺えます。是非、皆様のご参加をおまちしております。

                                            ユージュサンガ研究会一同      

日 時:3月8日(第2日曜)13時30分〜16時 (開場 13時)
受講料:1000円
場 所:自由が丘 チェスナットホール3F

〒152-0035 目黒区自由が丘1-26-18
03-3725-0625
申 込:先着50名様とさせていただきます。下記ユージュサンガ、または出帆新社までお名前、ご連絡先をご一報ください。受講費は当日のお支払いになります。

主 催:ユージュサンガ
〒152-0034目黒区緑が丘3-2-1-103
03-3722-6775(tel&fax)
協 賛:出帆新社
〒152-0034世田谷区桜2-18-13
03-3439-0705、03-3426-7475(tel)、03-3426-7474(fax)

 

 

前大使が映像で語る アイスランドの
自然 ・文化&経済危機

○講師:渡遵奉勝(前在アイスランド臨時代理大使)

  極北の火と氷の由アイス弓ンド昌然と文化。突然襲ってきた金融危機

  詳しくい画像はこちらをクリック→

○日時:1月11日(日)
14:30・−16:30

○場所:鎌倉生涯学習センター (第6会議室)

○参加料:1000円
○定員:当日先着50名(申込不要)

主催:自然環境と人間生活を考える
後援:鎌倉市 教育委員会 
先着10名に北極圏自然水アルカリ性超軟水進呈

 

 

ノンニの70年後の再訪日-展示会・シンポジウム 大成功。
オープニングに紀子さんが来場され、盛り上がる。
101518日(10時〜1930分)/池袋自由学園明日館 03-3971-7535



◎東京アーユルヴェーダ研究会特別例会
1115日(第3土曜日)18時〜20時/池袋自由学園明日館 03-3971-7535
  講師 前在インド日本国大使 榎 泰邦
  演題 1200年にわたる日印文化交流史
1200年の時空を超えて肉声が押し寄せて来たかのような演者の話に会場が震えた。

東京アーユルヴェーダ研究会講演

    「1200年にわたる日印文化交流史〜その世界史的意義」

                                   

I. インドの地政学的位置と対外交流

1.なぜ北インドに文化が栄えたか

・北西のみが出入り口の「キンチャク構造のインド亜大陸」
:北;8,000mのヒマラヤ山脈、北東;アラカン山脈(380km、1,500~2,000m)
   3方;海
・ヒンドスタン平野 
 :東西2,400km、南北240km
:洪積期には海底(7千万年前にゴンドワナ陸塊とユーラシア大陸の衝突)
 :ガンジス、ブラマプトラ、インダス3大河川
・デリーは「キンチャクの口」
・民族の興亡は全て「キンチャクの口」を経由
   ドラヴィダ民族〜BC3,500
   アーリア民族 〜BC1,500
仏教伝播       *BC3Cアショカ大王(マウリア王朝)
                    BC1C カニシカ王(クシャン朝)
   ムガール帝国 〜16C

2.インド洋ルート

・3大拠点
   グジャラート(北西)
   マラバール(南西)
   コロマンデル(南東)
・海に弱い砂漠系民族(cf、ムガール帝国)

II. インド洋仏教文化圏(a Buddhist Indian Ocean)BC3~AD7世紀
・東南アジアへのインド人移民と交易
カンボディア・アンコールワット
  インドネシア・バリ
  タイ・アユタヤ(ラーマ王)
   ヴィエトナム
・対アラビア海
   ローマ帝国との交易

III. 日本への仏教伝来
1.538年、百済・聖明王が仏像と教典を伝える
2.
752年、菩提僊那、東大寺大仏開眼供養の大導師
 :菩提僊那(704~760)、文殊菩薩を求めて中国へ
 :ヴィエトナム僧・仏哲、ペルシャ僧李密エイ
 :舞楽、技楽、悉曇学、貝多羅葉経

3.サンスクリットと仮名

 :カタカナ;8世紀後半、吉備真備?
   ひらかな;9世紀、空海

4.祇園祭と牛頭天王

・869年、京都で疫病流行、牛頭天王に祈願=祇園祭の起源
・牛頭天王;祇園精舎の守護神、西ガーツ山脈マラヤ山、牛痘と天然痘
・日本3大祭り(祇園祭り、神田祭り、大阪天神祭)
・山車とオリッサ州ジャガンナート寺院Rath-Yatra

5.日本の神とインドの神

IV. 世界を制覇したインドの木綿織物(インド更紗、インド・キャラコ)

1.変遷するインド洋の覇者

(1)「イスラムの海」7~15世紀
・2つの貿易圏
   アラビア海(紅海〜インド)      〜延長に東アフリカ
   ベンガル湾(インド〜東南アジア)〜延長に南シナ海
 コモロから広州までの貿易圏;中心拠点としてのインド+貿易はイスラム教徒

(2)「ポルトガル」16世紀
・1498年、バスコダガマ、インド洋航路発見(印カリカット到着)
・既存の貿易システムを尊重

(3)「オランダ」17世紀
・1602年オランダ「東インド会社」(1600年英国)
・ジャワ拠点のスパイス貿易

(4)「英国」18世紀
・欧州市場の変化;スパイスから木綿織物へ
・インド木綿織物の全盛期
:1660年、ロンドンでインド・キャラコ熱狂的流行
   1770年、産業革命で英国が木綿織物製造まで1世紀

V. 祇園祭とインド更紗
・南観音山;貞享元年(1684年)銘のインド更紗
 Tapiコレクション(世界に同じ図案の更紗3枚)
・徳川家、主要大名の家宝
・高い染色技術、西陣織など日本の染色技術への影響
・絣の輸入

VI. 英国のインド植民地化
・1757年プラッシーの戦い〜1857年セポイの反乱、1世紀かけて植民地経営を完成
・世界の富の変遷(GDP)
                    1750           1860           1900
   欧州             23.2%          53.2           62.0
   うち英国          1.9%          19.9           18.5
   中国・インド     57.1%          28.3            7.9
   うちインド        24.5%           8.6            1.7

VII. 日本の近代化とインド独立闘争

1.日露戦争とジャワハル・ネルー

・ネルー「父が娘に語る世界の歴史」(Glimpse of World History)
 "~ The victory of Japan, as an Asiatic country, had a far-reaching effect on all the countries of  Asia. I have told you how, as a boy, I used to get exicited over it."

2.2人のボース
・中村屋のボース(ビハリ・ボース)
   1915年日本に亡命、
1923年日本に帰化、中村屋令嬢・相馬俊子と結婚
   1945年逝去
・チャンドラ・ボース(1897~1945.8.18)
   インド国民会議派議長になるも穏健派と分かれ
   1941年インド脱出、ソ連を経てナチス・ドイツへ
   1943年、インド洋経由で日本へ、シンガポールで自由インド仮政府主席
   1944年、インパール作戦参加(インド国民軍最高司令官)
   1945年  台湾で死去

VIII. 戦後の日印関係

1.戦後蜜月時代

・極東軍事裁判(1946~48年)とパル判事
・1949年、ネルー首相、象インディラ寄贈(到着後3,500km巡回、1983年49才で死亡)・1957年岸総理訪印、ネルー首相訪日
・1958年、プラサド大統領訪日、58年、印、ネルー首相政治決断で対日鉄鉱石輸出決定
・1960年、皇太子・同妃殿下訪印

2.日印新時代
・2000年、森総理訪印(1961年池田総理、1984年中曽根総理、1990年海部総理)
 2005年、小泉総理訪印
 2007年、安倍総理訪印(首脳訪問の年次化合意)
・インドブーム
・「頭と口の文化」 vs 「目と指の文化」
・21世紀の世界課題とインドの叡智(他者との平和的共存、自然との調和ある共存)

3.親日派No1.のインド
・2000年、在印大の世論調査
   G8+中国;最も好きな国(1位日本33%、2位米国29%、3位英、仏7%)
・2006年9月読売新聞  「日本についての印象?」  対象;アジア諸国
              非常に良い      どちらかと言えば良い    合計
 インド       60%              36%                    96%             
 韓国         0.2%             17%                    17.2%

・戦争の記憶; 15億人 vs 15億人


  20071月から12月まで、日印文化交流を統一テーマとして12回に及ぶ連続講演会が企画、実施されました。今回、その講演集が関係者のご尽力により発刊の運びになりましたことに、当時、在インド日本国大使として直接関わった者として心からお祝い申し上げます。
 2007年日印交流年を通じ、結局、日印双方で合計400件に及ぶ盛り沢山の行事が実施されました。その中にあって、連続講演会と講演集の出版の組み合わせという事業はこの企画1件のみでした。この連続講演会は、テーマといい、毎回の聴衆者数といい、大向こうを狙ったプログラムではなく、むしろ地味な企画であったと思います。地味ではありますが、交流年行事全体の基調を形作る極めて重要な企画であったと確信しています。すなわち、連続講演会は、8世紀にインド人僧正・菩提僊那が東大寺大仏殿開眼供養の導師を勤めた史実から始まって、20世紀のマルティ・スズキ事業を通じ、わが国の「モノ作り」文化をインドに伝えるまで、12世紀に亘る日印の文化交流史を紹介することによって、21世紀の新たな日印交流の基盤を形成するという趣旨で企画されました。 
 インド哲学の泰斗、故中村元教授は、日本はインド精神文化を取り入れることによって豊かな文化基盤を形成することができた、との趣旨を述 べられています。インド文化の多くは中国を経由して日本に入ってきた為に、私たちは、日頃インド文化の影響をあまり意識しないでいます。ところが、実際に は、仏教の伝来だけではなく、サンスクリット語字母表を起源とする仮名50音図、インドに起源を持 つ祇園祭り、わが国の神々の大多数を占めるインド神、絣や西陣織りなどに影響を与えたインド産綿織物、染色技術等々、インド文化は私たちの日常生活の隅々 に息づいています。他方で、欧米列強に伍して近代化を遂げた明治維新以降の日本の勃興、戦後の焼け野原から経済大国入りした日本の復興の姿は、インドの独 立闘争及び近代化に大きな影響を与えたことは我々日本人が想像する以上のものです。このように、日印は強い文化的紐帯で結ばれており、距離的には離れてい ても両国文化は豊かな地下水脈でつながっています。
 文化交流を考えるときに重要なことは、「異文化との出会いの喜び」と「交流を通ずる人間的な共感、共鳴」の2つではないでしょうか。両者 は一見して矛盾するようですが、その双方があって初めて意味のある文化交流が可能になるものと考えます。この点、最近流行の周年行事では、ややもすれば 「交流年」という箱に何でもかんでも突っ込んでしまって、「共感」という要素が欠落しがちではないかと懸念します。勿論、優れた芸術にはそれ自体に人間と しての共感をかき立てる力があるのですが、同時にちょっとした工夫により行事に付加価値を付ける事によって共感、共鳴を生むことが容易になりましょう。例 えば、雅楽をただ上演しただけでは、多くのインド人観客には物珍しさはあっても、なかなか文化的共感を持つまでには至りません。しかし、雅楽の楽器の一つ である琵琶が、実は古代インドの楽器ヴィーナ(Vina)でサラスヴァーティ(弁財天)が手にする 楽器として知られていることを紹介すれば、インド人聴衆の受け止め方も違うでしょう。更には、雅楽の演目の一つ婆理舞(ヴァーリ舞)はラマヤーナに出てく る猿王ヴァーリとその弟スグーリブとのキシュキンダーの森の戦いを表現したものであることも、是非知ってもらいたいものです。
 連続講演会を通じ、これまでの豊かな日印文化交流の歴史を紹介することによって、一つ一つの交流年参加行事への両国民の理解が深まり、そ こに共感と共鳴が生まれれる土壌を作りたい、との思いが関係者の心を占めていました。いわば、日印交流年の背骨となる企画という位置づけと言ってよいで しょう。それだけに、第1回の森本公誠・東大寺別当による「東大寺と菩提僊那」から第12回の鈴木修スズキ自動車会長による「モノ作りを通じたこれからの日印交流」に至るまで、各回の講演者はいずれもそのテーマの第一人者ばかりです。これまでにも、テーマ毎にはそれぞれ著作、論文が出版されていますが、8世紀から20世紀までの12世紀に亘って日印交流史を一つにまとめた連続講演、著作の類は過去にはあったとは、寡聞にして耳にしません(『インドからの道 日本からの道』序文より)。
                                       
前在インド日本国大使  榎 泰邦


 

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