会社概要問い合わせ特定商取引法上の表記個人情報の取り扱いについて  

 

スピリチュアル・シリーズ

ドルイドのアニマル・オラクル
   

魚で満ちた深いよどみのある肥沃な峡谷
小麦で満ち 起伏した美しい丘
思い出すと非常に悲しくなる蜂と原牛の峡谷
(アイルランドの14 世紀の唄、『ディェドリの峡谷の記憶』から)
営みの終わりと生き残りの始まり
 1855 年シアトルの族長は、アメリカの白人開拓者らにこう警告した。
“ その林の秘密の場所が多くの人間の匂いで満たされる時、動物との共存が終わり、人間が戦うことで生き残りをかける時代が始まる” と。土着の伝統が忘れ去られたヨーロッパ大陸から来た開拓者達は、“ 生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。
 海の魚、空の鳥、地を這うすべての生き物を支配せよ。”(創世記1.26)という教えの宗教の方を好んだ。  およそ1 世紀後の今、シアトルの族長の言葉はより緊急性を帯び、私達に呼びかけている。森林と野生生物を保護するために努力することを必要としている。同時に、大地から切り離されているという感覚を持たないためにも、私達の精神的な根源と繋がる必要があり、私達が今やっと思い出しつつある、自らの地に根づいたスピリチュアリティの学習と実践に取りかからなければならない。この本とカード一式は、この思い出す過程の一部に当たる。忘れ去られていただけで失われたわけではない伝統に、私達が再び繋がる方法のひとつとして役立てることができる。キリスト教到来以前に重んじられた伝統は、多くの要素から形成されている。中でも、サクソン、古代スカンジナビア、ギリシアとローマ人から、そて何よりそれらに先立ち、土着のケルトとドルイドの信仰と儀式(実践)がその根底にある。
 ドルイドリー1 のような自然崇拝・信仰の視点からすると、土地が荒廃したのは私達の利益追求の結果であり、私達の内と外の世界の間に境界がないことに気づく。原生地域が根絶されてきているように、私達の中でも原生地域が消えている。動物が絶滅するように、何かが私達の中で失われている。私達が外の環境を乱用すればする程、自らの内面の環境も同様に痛めつけることになると言える。つまり、より多くの肉を生産するために、毎年何千種もの動物が絶滅に追い込まれ、熱帯雨林が破壊されている。肉の過剰摂取は、医学が証明しているように、心臓疾患やある種の癌に直接関係している。全ての生命を持続させる環境を破壊するということは、私達の内面世界を破壊するということでもあり、悲劇的であるが釣り合いがとれている。
 この動物カード一式を注意深く見るとわかるように、一枚一枚があなたに呼びかける。いくつか異界からのみ呼びかける。現在のスコットランド、イングランド、ウェールズの三地方から成るグレートブリテンでは、熊や狼、鶴や猪のゴーストが、戻ることを切望しながら丘を放浪している。彼らの叫び、そしてドルイドリーの呼びかけは、過去からではなく、未来からの叫びである。「まだ希望がある」と、私達が全ての創造物と協調することを熱心に説く声である。私達の行う自然破壊の狂気は動植物からの孤立であり、それを止める声。全ての自然を支配しているという錯覚の結果、私達が悩まされながら生き延びていることを知らせる声。石や樹、鳥や虫、魚や動物全ては私達の親族であり、彼らとのいっそうの結束を呼びかける声。この声を受けとめ、力を合わせることで、私達は再び生き始めることができるだろう。


 
ページtopへ
←元のページに戻る

copyright 2007 shuppannshinsya all right reserved