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トランス・ヒマラヤ密教叢書

『神智学大要』第五巻太陽系(下)

 
第三十五章 第四(アトランティス)根人種/第一亜人種ルモアハル人

アトランティス大陸の全貌と破局

 第四根人種すなわち、アトランティス根人種については多くの情報が手に入るようになっている。特に本書の目的に関する限りでは、W・スコット=エリオット著の『アトランティスおよびレミゥリア物語』という今では古典となった恰好の書がある。この書には四つの地図も附いていて、それぞれほぼ次の時期を示している、

 地図1……一〇〇万年から八〇万年前まで

 地図2……八〇万年から二〇万年前まで

 地図3……二〇万年から八万年前まで

 地図4……八万年前から紀元前九、五六四年まで

 地図1の期間では、アトランティスはアイスランドの数度東から現在のリオ・デ・ジャネイロの地まで拡がり、テキサス、メキシコ湾、アメリカの南部および東部諸州、ラブラドル、ラブラドルからアイルランドに至る地域、スコットランドおよび北イングランドの小部分にまで伸びていた。さらにブラジルからアフリカの黄金海岸にも達した。

 地図2は第三紀中新世の約八〇万年前に起きた第一次大破局後のもので、大陸北部の大部分は水没し、残りも甚だしく引き裂かれた。成長しつつあったアメリカ大陸はアトランティス大陸の残部(北緯五〇度から赤道の南緯数度に至る太西洋盆地を占めた)と切り離されてしまった。世界の他の地域でも相当陥沈・隆起が起こり、たとえば今のイギリス諸島はスカンジナビア半島、北フランスおよびその間の海ならびに若干の周辺の海を包含する巨大なる島の一部であった。

 地図3は約二〇万年前の第二次激変の後の地表を表わす。しかし、この激変の規模は第一次よりもずっと小さかった。アトランティス本島は今やルタ(Ruta)という北の島とダィティヤ(Daitya)という南の島とに引き裂かれた。未来の南北両アメリカも互いに分かれ分かれになり、エジプトは水没し、スカンジナビア島は未来のヨーロッパに繋がった。

 地図4は紀元前七千五百二十五年に起きた大激動後の地表を表わす。ダイティヤ(Daitya)はほとんど消滅し、ルタ(Ruta)は縮小して比較的小さな大西洋のほぼ真ん中のポセイドニス(Poseidonis)という島になった。地表はほぼ現在の状態に近いが、イギリス諸島はまだヨーロッパに繋がり、バルチック海は存在せず、サハラ砂漠はまだ大海であった。

 紀元前九千五百六十四年にポセイドニス(Poseidonis)は遂に水没した。

 約三千五百年前、ユカタンのマヤ人の間で書かれたらしいトロアノ(Troano)手稿は、ル・プロンジャン(Le Plongeon)の翻訳によれば、ポセイドニス(Poseidonis)の水没の模様を次のように記【しる】している。

 「六カン(Kan)の年ザック(Zac)月の十一ムルク(Muluk)に恐ろしい地震が起き、ひっきりなしに十三チュェン(Chuen)まで続いた。泥の丘-複数-の国、ムーの土地はその犠牲となった。二回隆起すると突然夜の闇に消えてしまい、盆地は絶えず火山の力によって揺すぶられた。そのために大陸の幾つかの土地が数回も沈没と陥起とを繰り返した。遂に地表が崩れ、七つの国々が引き裂かれて散った。激動の力に堪えることができなくて、国々は六千四百万人の住民とともに、本書の執筆より遡ること八千六〇年に沈んでしまった」。

 これらの四次におよぶ大激変の外、小さい激変も多かった。

 「善法」に従っていたイニシエイト=王達や僧侶達は差し迫る災難に前もって気付いていたので、各人が予言的警告を発し、終局的には植民者の一隊のリーダーになった。

 
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