会社概要問い合わせ特定商取引法上の表記個人情報の取り扱いについて  

 

女性のためのスピリチュアルマガジン

『Womb ウーム』2号―とんぱ別冊―

 
●へナでメヘンディアート

 へナは主にインドの北西、ラジャスタン州からグジャラート州にかけて栽培されていますが、昔は生のまま石の上でつぶしてペーストにしていました。そしてそのペーストで手や足に花丸のデザインを描いていました。しかし現在ではヘナは一旦粉末にした後ペースト状にしてつかいます。それは複雑できれいなデザインを描く一時的なタトゥー(メヘンディアート‥手のひらや足などの皮膚にへナで模様を書いて染める)として、女性たちのあいだでファッションになっています。模様は1週間ほど残りますが、だんだん消えていきます。またこのヘナは染料として布を染めたり、髪や爪を染めるためにもつかわれてきました。

 ヘナはインドでは富と吉祥の女神ラクシュミーがもっとも好む植物と信じられていて、結婚式や、おめでたい行事のときに、ヘナのペーストをつかって手や足などにメヘンディアートが施されます。インドをはじめ、エジプト、パキスタン、ヨルダン、サウジアラビア、アメリカ、イギリスなどでは一般人から有名人までみんながメヘンディアートを楽しんでいます。

 ヘナのデザインは美しいだけでなく、その一つひとつがそれぞれ目的を持っています。それらすべてに共通していえることは、深い愛の交換、知識や力を得る、輝かしい将来や幸せを祈るなど、人生においてポジティプなイメージを象徴していることです。

1 ヘナアートのデザイン

 ヘナアートにはたくさんのデザインがあります。そのどれもが美しく、それぞれ深い意味をもっていますが、ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。目をつぶってどれかひとつ指差して下さい。そのデザインは、心の中で求めているあなた自身の姿です。自分をイメージしながら、描いてみて下さい。

・はす  毅然

 ハスは泥の中から美しい花を咲かせます。まわりがどんなに汚れた環境であっても、常に美しく純粋な姿であることを表しています。

 これを選んだあなた─自分に望ましくない環境においても、決して流されずに理想や目標を貴ける、毅然とした強さを求めています。

・さかな  自立

 小さな魚は群になって行動します。その群にあっても、自分で物事を判断し、軽々しく他人の意見に従うことのない、自立した魚を表しています。

 これを選んだあなた─集団のなかでも自分の考えをきちんと持ち、受け入れられないことにははっきりNOを言える、個人として自立した姿を求めています。

●桃源郷の今昔

女は存在、男は現象

─桃源郷って、どんな世界?

 編集のJさんが問うた。

「自然と共存する世界、税金のない世界、なにより女が働いて男がグータラできる世界ですかね」

オレはこたえる。

─前ふたつはわかるとして、最後はなに? 男が女の上に君臨して、こき使うってこと!?

「ちがう、ちがう。男が上だ、女が上だ、同質だなどという論争じたいがナンセンスなんだ。オレがいってるのは、もっとビミョウです。

 生命の基本は女です。これは、まちがいない。脊椎動物の胚はすべてメスだし、人間も胎児の初期段階ではすべて女だ。・Y染色体がつくりだす男性ホルモンが、女を第二の性、男に易える。男性ホルモンの刺激のない・・胎児は、女のまま育ちます。

 つまり、女=・・、男=・Y。

 ・は丈夫だ、強い。対し、Yは、男をつくり出すという作用があるけど、ほとんどは無駄なものなのです。まあ、遊びというか……。よく『女は存在、男は現象』なんていうけど、そのとおりだと思います。

 そして、このような生命のありかたを、忠実に反映したのが母系制でしてね。母系社会は、どこも、女たちがじつによく働く。ときに男以上によく働く。男は、生産的なことは女にまかせ、その周辺で 『芸術だ、スポーツだ』とかぬかして、ほんらい金にはならぬ非生産的なことに熱中しているほうが、世のためにはずっといいのです」

─なにかゴマかされたような気もしますが…。

「でも、考えてもごらんなさい。男が生産に傾斜し、経済にのみ創造力とじぶんの存在をかけ始めると、ろくなことはない。男が働きすぎると─いまのアメリカ文明の悪しき面がいい例ですけどね─農薬だ、化学物質だと環境破壊までいってしまう。核兵器や枯葉剤をつくつてしまう。いったん夢中になると、それしか見えなくなるのが男の性なのです。戦争に突き進まざるをえなくなってしまうのです。戦争は、いつの世でも最大のビジネスですから。

 ちなみに、売れない作家であるオレは、この意味で世の平和に貢献していることになる (エッヘン)。そして、桃源郷というのも、サラリーのために上司にへーコラすることをよしとしなかった古代中国のヒッピー官僚が、仕事を投げ出して田舎にひつこみ、ひたすら酒を飲みながら、アルコールにふやけた脳に紡ぎだした夢想の産物なのです」

 
ページtopへ
 

copyright 2007 shuppannshinsya all right reserved